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(回答先: ノ・ムヒョン氏当確と伝える [NHKオンライン] 投稿者 あっしら 日時 2002 年 12 月 19 日 22:17:27)
【ソウル19日=白川義和】韓国の第16代大統領選挙は19日午後6時(日本時間同)に投票が締め切られ、即日開票に入った。中央選管の発表によると、同日午後10時現在(開票率73・4%)、与党・民主党の盧武鉉候補(56)が約817万票を獲得。最大野党ハンナラ党の李会昌候補(67)の約792万票を押さえ、当選を確実にした。
KBS、MBCテレビとも盧氏が当選確実と伝えた。来年2月25日に新大統領に就任する。南北対話・協力重視の「太陽政策」継承を掲げる対北融和路線の盧武鉉政権の登場により、核問題で北朝鮮への圧力を強める米国との政策調整が迫られるのは必至で、日米韓の協調体制にも影響を及ぼしそうだ。
「古い政治の清算」を訴える盧氏の当確は、国民の多くが、李氏が強調した「安定」より、急速な「変化」を選んだことを意味する。これで、金大中大統領、金泳三前大統領、金鍾泌元首相の「3金」が表舞台から総退場し、韓国政治の世代交代が実現する。
投票率(暫定値)は70・2%で、前回1997年の80・7%を大きく下回り、歴代大統領選で最低値を記録した。
盧氏は民主党地盤の西部・全羅道で圧倒的な強さを発揮。インターネットを駆使した草の根運動で20〜30代の若者の支持を集め、有権者の半数近くが住む首都圏で順調に票を伸ばした。新党・国民統合21の鄭夢準代表(韓国サッカー協会会長)が土壇場になって盧氏支持を撤回した打撃も乗り越えた。
李氏はハンナラ党の地盤、東部・慶尚道で大きくリードし、組織力を生かして保守・中高年層を固めたが、及ばなかった。
北朝鮮の核開発問題で、盧氏は「北朝鮮を追いつめれば、緊張を高めるだけだ」として対話を通じた解決の必要性を強調。「核問題解決など脅威削減と引き換えに対北支援を行うべきだ」とする李氏との違いを明確にし、「戦争か平和か」と有権者に迫っていた。
(12月19日22:14)