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(回答先: 国民はフセイン政権転覆望む=NGOが報告書−英紙 [時事通信] 投稿者 あっしら 日時 2002 年 12 月 17 日 18:11:30)
イラクへの攻撃姿勢を強める米国に対し、イラクの市民は反発を強めている。でも、実は市民はアメリカが大好きなのだという。アクション映画からスタインベックの文学作品まで、米文化は人気の的。市場で、大学で、米国観を聞いた。
イラク人に最も身近な米国は映画。劇場だけでなく、テレビでも毎日のように放映している。
バグダッド中心部アショルジェ市場のブロマイド屋で、セイフ・モハメド君(14)は米映画の写真選びに余念がなかった。テレビで見た映画「タイタニック」のカードがお目当て。「スタローンやシュワルツェネッガーも大好き。イラク征服をめざす米政府は敵だけど、映画はまた別です」
市場で駄菓子屋を経営するモハメド・ハッサンさん(32)も「みんな米映画は大好きだよ。米政府の方針と米国人は別。多くの米国人は政府に不満を持っていると聞いているよ」。市場近くの商店にはミッキーマウスのタオルやバービーの文房具も並ぶ。本物は少なく、ほとんどが東南アジア製のコピーだ。
バグダッド郊外のアルムスタンサリヤ大学で、英語を専攻するモハネード・ユースフさん(20)は「愛読書はスタインベック。いつか米国に行って、どんな国か見てみたい」。マルワ・ジェラミさん(18)は「スタローンやトム・クルーズが大好き」と言いつつ、「でも米国はきっとイラクを攻撃するだろうな」とため息をつく。元軍人で社会人入学したオデイ・フアットさん(30)は「米国にはスタローンの映画のような暴力的な性格が染みついているからね。間違いなく武力行使するよ」と話した。
米音楽も人気が高い。米国の懐メロを流すFM放送「ラジオ・バグダッド」は、若者たちの一番人気だという。 (02:03)