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イラクのアジズ副首相は15日、米FOXテレビのインタビューで「米政府の世界的な計画を見ていると、イラクを攻撃しなければ奇跡が起きたと言えるほど、戦争へ向けた米政府の意気込みは強いと感じる」と述べ、米国によるイラク攻撃は避けられないという認識を示した。
同副首相は同時に、ブッシュ米大統領について「彼は米国を敵意に満ちた、帝国主義的な政策へ導いている。それは米国と世界全体に非常に悪い結果をもたらすだろう」と厳しい口調で批判し、イラク攻撃を強く牽制(けんせい)。国連監視検証査察委員会(UNMOVIC)による査察活動に関しては「なんの大量破壊兵器も見つけられないだろう。なぜなら単に、我々は持っていないからだ」と話し、大量破壊兵器の所持を全面否定した。
さらに同副首相は「米政府はイラク解放などと言うがイラクは占領されていない。そんなことは米政府の義務ではない」と話し、ブッシュ政権を激しく非難。インタビュアーから「同じキリスト教徒としてブッシュ大統領をどう思うか」と尋ねられると「真のキリスト教徒ならば、何万人もの若者たちを戦争で殺されるために送り出したりしない」と突き放した。
(17:33)