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【ドーハ井上卓弥】カタールの衛星テレビ「アルジャジーラ」によると、アフガニスタンの旧タリバン政権の最高指導者オマル師は4日、同テレビに対し、イスラム教の断食月(ラマダン)明けのメッセージを送り、「米国は自身がテロを実践、支持していながら、『反テロ戦争』をイラク攻撃正当化の理由に使っている」と非難した。
オマル師はまた、アフガンの現状について「米国の攻撃によって敵意と混乱、荒廃のみがもたらされ、以前(タリバン時代)よりひどい状況にある」と批判した。同テレビは、メッセージはファックス送信されてきたと伝えたが、発信元などの情報は明らかにしていない。
パキスタン軍事筋によると、オマル師はタリバン残存勢力の再結集を目指し、アルカイダを率いるウサマ・ビンラディン氏らと同様、アフガン南部のカンダハル州など3州内を移動しながら潜伏しているという。
[毎日新聞12月6日] ( 2002-12-06-03:32 )