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【モスクワ町田幸彦】北大西洋条約機構(NATO)のロバートソン事務総長は、10日付のロシア紙「独立新聞」との会見で、「反テロの戦いで中国との協力も視野に入れる」と述べた。欧米の軍事同盟NATOが東欧諸国への拡大とともにアジアにも活動範囲を広げる意向を裏付けた発言と言える。
事務総長はまた、中国が11月下旬、NATOに相互協力の可能性について公式に問い合わせてきたことを明らかにした。中国の関呈遠・駐ベルギー大使は10月、事務総長を訪ね、「中央アジアでのテロ対策で情報交換を続けたい」と提案している。中国側の公式照会は、11月21、22の両日、プラハで第2次東方拡大を決定したNATO首脳会議の後に行われたとみられる。
[毎日新聞12月12日] ( 2002-12-12-01:08 )