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(回答先: 【イージス艦派遣決定経緯】イージス艦派遣 同盟重視の政治決定 [毎日新聞]12/10 投稿者 あっしら 日時 2002 年 12 月 16 日 16:59:21)
インド洋へのイージス艦派遣は、アメリカの対イラク軍事行動に対応する自衛隊の「活動強化」と位置付け、アーミテージ米国務副長官の来日(八日)前に決定をめざす――四日に正式発表されたイージス艦派遣は、十一月末の小泉純一郎首相と山崎拓自民党幹事長との会談で固められていたことが、五日までにわかりました。
同日までに自民党首脳が明らかにしたところでは、小泉首相と山崎幹事長との会談は十一月二十六日夜、東京・赤坂のかっぽう「津やま」でおこなわれ、ブッシュ米政権から強い要求が出されているイラク軍事行動への支援についての対応が協議されました。
会談の席で、(1)テロ特措法の枠内の制約があるが、自衛艦隊のインド洋での「活動強化」をもって米国の対イラク作戦への協力という形をとる(2)十一月初旬に来日したファイス米国防次官からテロ特措法の枠内での対イラク軍事行動への日本の協力・支援が要請されたこと(3)アメリカの圧力のもとに決定されたとの誤解を避けるため日本政府の決定は、アーミテージ米国務副長官の来日前におこなう、との方向で認識を一致させたとされます。
山崎幹事長は十一月二十七日に東京都内で開かれた「防衛を支える会」の会合で講演した中で、インド洋での自衛隊の「活動強化」をもって「対イラク作戦に浸透するようにする」などの会談内容に触れて、「酒を飲みながら総理とその話を懇切にした。総理から『おまえに任せる』といってもらった」とのべました。自民党防衛関係者によれば、インド洋での自衛隊艦船の「活動強化」とはイージス艦の派遣を意味しています。