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(回答先: サウジ関係の捜査不十分、議会が問題視と米紙 [日本経済新聞] 投稿者 あっしら 日時 2002 年 11 月 24 日 13:53:34)
2002.11.24
Web posted at: 13:11 JST
- CNN
ワシントン(CNN) 昨年9月の同時多発テロの実行犯のうち2人をサウジアラビア政府が資金支援していた疑惑が浮上し、米連邦捜査局(FBI)が捜査をしている。同時テロでは、実行犯19人のうち15人がサウジ国籍だった。
この疑惑は、連邦議会上下院合同の情報委員会が近く出す調査報告に盛り込まれている。調査によると、サウジ政府の資金は米国内のサウジ出身の学生2人に渡り、その後、当時カリフォルニア州に住んでいたハリド・アルミダル、ハワク・アルハズミの両容疑者に渡ったとされる。両容疑者はアメリカン航空77便で国防総省の突入している。
関係者によると、ファイサル駐米サウジ大使夫人を経由して資金がわたった証拠があるという。しかし、サウジ政府が意図的に米国を標的としたテロ活動を支援した決定的な証拠はないとされる。
米政府当局者は「サウジでは裕福な一家が、恵まれない学生を支援することは珍しいことではなく、しばしばサウジ大使館を経由している」と話している。
情報委員会の調査報告は「FBIは、サウジ政府とテロ活動のつながりについて十分に調査していない」と指摘しているが、当局者はその指摘を否定している。
欧州訪問中のブッシュ大統領同行筋は、今回明らかになった疑惑について「大変微妙な問題を含む情報だ」としてFBIと中央情報局(CIA)が公表に反対してきたことを認めた。また同筋はFBIの捜査が進行中のこの時期に、このような指摘があったことについて「不適切だ」と述べた。
サウジの外交政策広報担当役のアデル・アルジュベイル氏はCNNの取材に対し、大使夫人からある女性に資金が送られ、その女性から学生に資金が渡っていたことを認めた。しかし同氏は「夫人がテロリストに直接資金援助したことは一度もない」と話し、サウジがアルカイダなどテロ組織の摘発に「全力を投入」していることを強調した。