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安倍晋三官房副長官は23日、山口県三隅町で講演し、日朝国交正常化交渉の行き詰まりを打開する動きについて「(帰国した拉致被害者の)子供たちがちゃんと戻ってこなければ正常化交渉自体を進めていく考えはない」と強調したうえで、「努力を水面下で行っている。必ずお互いの合意はできる」と述べ、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)側の意向を探るための事前協議に期待感を示した。
安倍氏は「(北朝鮮側の)51万トンのコメの不足がわかり、WFP(世界食糧計画)が(支援を)アピールした。さらには米国は12月の重油の供給をしないことを決めた。だんだん冬も寒くなる」と北朝鮮の窮状を分析。「お互いにやっぱりテーブルについて合理的な判断をしていきたい。北朝鮮もそういう判断をするべきだ」と語った。
安倍氏は9月の日朝首脳会談に同席したことを踏まえて、「(金正日総書記は)合理的な判断、論理的な議論の展開のうまい方だ。よく北朝鮮は暴発する暴発するといわれるが、まずそういうことは、なかなか起こり得ないんではないかという印象を受けた」と述べ、「北朝鮮暴発論」に疑問を示した。
(20:38)