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(回答先: イスラエル軍がベツレヘム侵攻、再び聖誕教会を包囲 [読売新聞] 投稿者 あっしら 日時 2002 年 11 月 22 日 20:10:22)
イスラエル軍は22日早朝(日本時間同日午後)、ヨルダン川西岸自治区ベツレヘムに侵攻し、全域を制圧した。ベツレヘム在住のパレスチナ人が実行した21日のエルサレムでの自爆テロを受けた報復作戦だ。3カ月前にイスラエルと自治政府が結んだベツレヘム撤退合意の破棄を意味し、今後の治安協力はさらに難しくなりそうだ。
同軍はガザにも侵攻、自治政府筋によるとパレスチナ人とイスラエル兵各1人が死亡した。
シャロン首相は21日午後、モファズ国防相らと対応を協議し、「広範囲の対テロ戦」を軍に指示した。同軍によると、軍はベツレヘムでパレスチナ人12人を逮捕する一方、市中心部にある聖誕教会の入り口を装甲車で封鎖している。パレスチナ武装勢力が1カ月余にわたって教会内に立てこもった今春の事件の再来を防ぐためだ。
イスラエル軍は今年8月、自治政府が過激派対策に責任を持つとの条件でベツレヘムから撤退していたが、シャロン首相は21日の協議でこの合意の破棄を決めた。シャロン首相側近はイスラエル紙ハアレツに「パレスチナから部分的に撤退するのは無意味」と述べ、今後の治安協力の可能性に否定的な見方を示した。
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