現在地 HOME > 掲示板 ★阿修羅♪ |
|
重油提供で揺れる韓国政府
閣僚発言に政府内から異議
朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)への重油供給問題で韓国の丁世鉉・統一相が13日、韓国政府の立場として「来年1月までの供給が望ましい」と発言したことに対し、外交通商省は14日、「丁統一相の発言は政府の公式な立場ではない。この問題は日米とともに継続協議中だ」とする異例の声明を発表した。
韓国政府としては北朝鮮への重油供給を止めてほしくないというのが本音だが、北への反発を強める米側への配慮を欠けば、日米との足並みを乱しかねないという憂慮もあり、韓国政府内での葛藤(かっとう)が表面化した形だ。
丁統一相は13日にあったソウルでの講演で「米国は11月分からの重油供給中断もありうるとの立場。韓国は来年1月分までの供給が望ましいと主張している。日本は12月分からは再検討しようとの立場だ」と述べ、日米韓の主張が異なると指摘。「韓米日の協調は必要だが、韓国は南北対話や交流協力を通じて北に圧力を加え、(核問題で)説得していかねばならない」と訴えた。
http://www.asahi.com/international/jk/021115a.html