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11/18 07:24 防護服、研修で従軍準備 イラク取材で米メディア 外信08
【ワシントン17日共同】大量破壊兵器の国連査察をめぐりイラ
ク側の妨害があれば米軍の即時攻撃も予想される中、現地に取材陣
を送り込む米メディアはフセイン政権が生物・化学兵器を使用した
場合に備え、防護服や携帯の化学物質検知器を購入するなど「臨戦
態勢」を整えている。
各メディアによると、AP通信やCNNは記者らに全身をすっぽ
り包む防護服、ガスマスク、ヘルメット、防弾チョッキを携行させ
る。FOXテレビは、中東各地の安全な取材先の現地調査を行って
いる。
シカゴ・トリビューン紙などは戦場での状況判断、避難方法や仕
掛け爆弾への注意のほか、誘拐されたり、人質となったときの「危
機管理」を学ぶ研修にスタッフを参加させている。
中には武装ガードマンやコンサルタントを雇うケースも。国防総
省も従軍記者への講座を開いている。
各社とも「湾岸戦争やアフガニスタン取材よりずっと危険」との
認識で共通。対イラク攻撃では中東全体で反米感情が高まる上、世
界中でテロ組織アルカイダやイスラム原理主義過激派の欧米人への
テロも予想され、記者が標的になる可能性が高いと見ている。
現地に取材陣を送るのは大手に限らない。地元に米軍の基地があ
るため、戦況を誰よりも気にする読者を抱える地方紙も記者らを投
入する方針だ。しかし、危険が多すぎるため、どこまで前線に近づ
かせるのか、難しい判断に各社幹部は悩んでいる。
(了) 021118 0724
[2002-11-18-07:24]