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11/16 17:56 「金正日を嫌悪」と大統領 Wポスト紙が内幕紹介 外信63
【ワシントン16日共同】十六日付の米紙ワシントン・ポストは
、ブッシュ米大統領が朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の金正日
総書記を「嫌悪している」と叫んでいたことや、イラク政策をめぐ
る政権内部の対立を取り上げた記事を掲載した。
ボブ・ウッドワード編集局次長の新著「ブッシュ・アット・ウォ
ー(戦うブッシュ)」の一部を紹介する中で、対イラク戦略をめぐ
り、パウエル国務長官とラムズフェルド国防長官が机を挟んでにら
み合った場面などを、当事者らの証言を引用しながら紹介している
。
北朝鮮関連では、大統領はウッドワード氏のインタビューに「(
金総書記は)『国民を飢えさせているし、拷問や家族を離散させる
ために使っている収容キャンプの情報を見るとはらわたが煮えくり
かえる』と怒りをぶちまけた」と描写している。
さらに「住民の状態が心配で解放しなければならないと思っても
、あの男を倒すには財政負担が大きすぎる」と大統領が述べたとし
、北朝鮮に侵攻する考えがないことも紹介している。
政権内部の対立に関しては、ラムズフェルド国防長官と意見が合
わない米軍制服組のトップ、マイヤーズ統合参謀本部議長が機密情
報を直接パウエル国務長官に「迂回(うかい)して渡す」ほど深刻
なことを暴露。
イラク問題を国連の場に持ち込み、国際社会の支援を取り付ける
べきだという国務省や制服組の意見は、パウエル長官の粘り強い説
得によって、八月にようやく長官と二人だけの夕食の場でブッシュ
大統領を納得させたという。
ウッドワード氏の新著は昨年の中枢同時テロ後、アフガニスタン
やイラク、北朝鮮をめぐる外交上の難関に直面したブッシュ大統領
が、どのように発言し行動したかを「大統領本人や側近ら百人以上
と行ったインタビューを基に」再現しているという。
(了) 021116 1756
[2002-11-16-17:56]