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島根大(松江市、吉川通彦学長)教育学部で、幼稚園と小学校の教員免許を希望する学生25人が、必要な教育実習について大学が誤った情報を伝えたため、卒業間近になっても単位が足りず、免許が取得できなくなっていることが5日、分かった。
学生たちはたびたび大学側に問い合わせていたが、大学はその都度「大丈夫」と回答。今月初めにようやくミスに気付き学生に連絡した。
同大教務課は「担当者のミス。すべての学生が免許を取れるように努力したい」と話している。
島根大などによると、同大の単位取得の規則が2002年度の4年生から変わり、小学校の免許希望者は小学校で、幼稚園の希望者は幼稚園での教育実習が必要になった。しかし担当者は「どちらかの単位があればいずれか免許が取れる」と説明。取得希望先で教育実習をしなかった学生は単位不足で免許が取得できなくなったという。