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奈良県桜井市初瀬の長谷寺で3日、重要文化財の本堂にシイの大木が倒れかかり、屋根が幅約6メートルにわたって壊れていたことが、5日分かった。
奈良県教委文化財保存課によると、木は高さ約15メートルあり、根元の直径は約1メートル。本堂から道一本隔てた斜面に生えていた。3日午後4時すぎ、根こそぎ倒れて先端が本堂屋根の北西隅にのしかかったという。
本堂の屋根約15平方メートルがつぶれてひさしが折れ瓦が落ちた。本堂には木造11面観音立像(重文)などが安置してあったが内部に被害はなく、けが人もなかった。
桜井市は1日と3日に強い雨が降っており、雨の影響で地盤が緩んだとみられる。現在、木はロープで支えており、同課は「早急に木を持ち上げ、文化庁や寺と協議しながら修理にかかりたい」としている。