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「報道の自由侵す」
愛知県豊橋市の新型焼却炉導入をめぐって三井造船(東京)が受注工作を行ったとされる問題で、豊橋市議会の調査特別委員会から参考人招致を求められていたNHKは十四日、出席を拒否する回答を同市議会に送った。
理由についてNHKは「参考人として出席し取材過程などについて述べることは取材源の秘匿というジャーナリストの職業倫理に反するばかりでなく、憲法が保障する表現や報道の自由を侵し、民主主義の基本である国民の知る権利を損なう」と主張。さらに「報道機関としては、あくまで報道を通じて真相の解明に寄与すべきだと考えている」と述べている。
受注工作問題はNHKが昨年十二月十八日の「クローズアップ現代」で報道。三井造船が代理店に支払った契約金が東京国税局から申告漏れと指摘されたが、これは豊橋市など全国の自治体の受注を図るため工作資金として元代議士秘書らに渡ったとしている。
市議会は、事実解明のために「クローズアップ現代」の記者二人、ディレクター一人を調査特別委に参考人招致する議長名の文書を十二日にNHKに送っていた。