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大阪府警は二十三日までに、知人の弁護士事務所事務員(72)から頼まれ警察の犯歴照会で得た情報を漏らしたとして、地方公務員法(守秘義務)違反などの疑いで、同府警門真署警部補(54)と松原署警部補(51)を書類送検した。
府警監察室は「捜査したが、金銭のやりとりなどはなかった」としており、近く懲戒処分を行う。
弁護士事務所は大阪市北区にあったが昨年五月に廃業。府警が昨年取り込み詐欺事件を摘発した雑貨販売会社「エコテック」など複数のグループ会社の代理人を務めていた。事務員は以前から門真署警部補の捜査協力者だったという。
調べでは、門真署警部補は、事務員から「金銭トラブルの相手方を探せと顧客に言われ困っている」と相談を受け、昨年四月初旬、元部下だった松原署警部補に調査を依頼。勤務先などを調べさせ、事務員に知らせた疑い。
門真署警部補は「親せきが行方不明になっているので居場所を探してほしい」とうそを言っていた。元部下は、パソコンで犯歴照会して勤務先を調べており「私用だと分かっていたが、断りきれなかった」と供述している。元部下は事務員と面識がなかった。
事務員は顧客に情報の入手先を伝えており、府警は顧客からの情報を受け、昨年八月から捜査していた。