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会社をリストラされて路上生活中に偶然、拾った4万円で「ピッキング道具」を購入。自己流でピッキングを練習して事務所荒らしをしていた男が、大阪府警浪速署の調べに対して約20件、被害総額約1000万円に上る犯行を自供していることが25日、わかった。
男は住所不定、無職広井修二被告(37)(窃盗罪で起訴)。調べによると、広井被告は5月10日未明、大阪市中央区南船場1の会社事務所に侵入し、ノートパソコンなど計14点(156万円相当)を盗むなどした疑い。
広井被告は運送会社でタンクローリーの運転手をしていたが、不況の影響で1999年に解雇されたうえ、妻から離婚を切り出され、路上生活を送っていたという。
昨年末、同市内の路上で4万円が入った財布を拾い、「雑居ビルの屋上にでも侵入できれば雨風をしのげる」と、カギをあけるピッキングを始めようと、その金で道具を購入した。「カギ開けマニュアル」などの本や雑誌も読みあさり、最初は自転車のカギ開けから“独習”して腕を上げたという。同署は近く、5、6件の余罪を追送検する。(読売新聞)
[11月25日14時52分更新]