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22日午後0時55分ごろ、横浜地裁川崎支部(川崎市川崎区富士見1丁目)で、強盗殺人罪などで公判中の中国籍で無職金哲山被告(31)=同区浜町4丁目=が護送車から逃走した。同午後10時現在、見つかっておらず、県警と横浜刑務所は計350人で行方を追っている。
横浜刑務所によると、金被告は横浜地検川崎支部で共犯者の証人として取り調べを受けるため、同刑務所横浜拘置支所(横浜市港南区)を護送車で出た。調べが始まるまで、近くの地裁支部の仮監獄で待機するため、地裁駐車場で車から降りたとたん、走って裏門から逃げた。刑務官3人が追ったが、約200メートル先で見失った。近くで手錠と着ていたジャンパーが見つかったという。
同刑務所によると、金被告は手錠をかけたまま、腰縄で別の2人の被告とつながれていた。縄は直径約1センチの麻製で、断面から金属製の刃物のようなもので切られたらしい。護送車の中であらかじめ縄を切っていた可能性があるという。出発前、拘置支所で金属探知機にかかったが、反応はなかった。
刑務所の鍬間猛所長は「刑務官のチェックに問題があった」と陳謝した。金被告は川崎市川崎区の飲食店従業員寮で2月、外国人の男性従業員を殺害したとして逮捕、起訴されていた。身長167センチで、逃走時は黒いジャンパーとトレーニングパンツを着ていた。
(22:20)