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富士山頂直下に熱水だまり、噴火予知に期待大
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030301-00000108-yom-soci
富士山(3776メートル)の山頂の直下1000メートル付近から下の部分に、高温の熱水だまりがあることを京大防災研究所地震予知研究センターが電磁波探査で突き止めた。熱水は上下に循環しているが動きは安定しており、噴火などに結びつく兆候は今のところないという。前回の噴火(1707年)から300年近くがたつ富士山だが、熱水の存在は活火山であることを改めて裏付けた。地下のマグマが上昇してきた場合、地表に出る前に熱水と接触して火山性微動が起きるとみられ、噴火の予知に役立ちそうだ。
熱水だまりの存在をとらえたのは、同センターの大学院生、相沢広記(こうき)さん(26)。富士山の山頂周辺の地表で電圧や磁場の強さを測定し、データを分析した結果、〈1〉山頂直下約1000メートルから下の部分が周囲に比べ電気を通しやすくなっている〈2〉山頂付近の地表がプラスの電気を帯びている――ことがわかった。
東大地震研究所の鍵山恒臣助教授(火山学)の話「熱水は雲仙など多くの火山に存在している。現在の富士山にも熱水があって不思議ではないが、これまでまったく知られていなかった。噴火の予知にも役立つ重要な発見だ」(読売新聞)