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01/17 10:28 「活火山」108に 危険度に応じ3分類 社会08
共同
活火山の定義変更と新たな危険度評価を検討している気象庁と火
山噴火予知連絡会(井田喜明会長)は十七日までに、現在八十六あ
る活火山を百八に増やし、噴火の危険度を三段階に分類する案をま
とめた。二十一日の予知連会合で正式決定する。
同案によると、これまで「過去二千年以内に噴火」とされていた
活火山の定義を「約一万年以内」と変更し、羊蹄山(北海道)、利
島(東京)、由布岳(大分)など全国二十二の火山を新たに活火山
に追加。気象庁の監視対象にする。
危険度評価は噴火の危険度に応じABCの三段階に分類。最も危
険なAランクには、気象庁が常時観測している浅間山(群馬、長野
)、桜島(鹿児島)などが入り、Bランクには富士山(静岡、山梨
)のように百年に一度程度噴火などの活発な火山活動があるとみら
れる火山を含める。
従来の定義による活火山リストは、研究者から「将来噴火の可能
性のある火山が含まれない」との指摘が多く、予知連の作業部会を
中心に、欧米でも一般的な定義とされる「一万年以内」に基づいて
新たな活火山を選定していた。
(了) 030117 1028
[2003-01-17-10:28]