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12/21 01:58 近畿―九州で死者千人規模 建物被害は10万戸以上 内政85
共同
今世紀中の発生の懸念が強まっている南海・東南海地震の被害に
ついて検討している政府の中央防災会議の専門調査会は二十日まで
に、地震の揺れによって最大千人規模の死者が出るとの被害想定を
固め、最終調整に入った。
最大の被害となるのは、通勤・通学前の朝の時間帯に発生した場
合。
建物被害も、地震の揺れのほか、液状化で十万戸前後が全壊する
と予想している。細部を詰めた上、二十四日に被害想定を公表する
。
調査会では、南海・東南海地震が連動して起こった場合を想定。
予想される震度分布や津波の高さを予測した。
その結果、東海地方から、四国の太平洋沿岸の広い範囲で、震度
6弱以上の強い揺れが起こると想定。紀伊半島や四国の太平洋側沿
岸部を中心に、五メートル以上の高い津波が襲ってくると予測した
。
今回の被害想定は、地震の揺れと液状化によるものを対象にして
おり、津波による被害想定を加えれば、さらに被害は大きくなる恐
れもある。
専門調査会では、東南海、南海地震がそれぞれ単独で起こったケ
ースなどについても被害想定を行い、防災対策を検討する。
(了) 021221 0157
[2002-12-21-01:58]