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東京都の石原慎太郎知事(70)は都知事選(3月27日告示、4月13日投開票)への再選出馬の意向を固めた。複数の関係者が、すでに選挙態勢の準備と2期目の公約づくりに着手していることを明らかにし、知事も周囲に「都民や都議会に責任がある」と語った。都議会最終日(3月7日)の正式表明後、選挙戦に向け、動き出す。
関係者によると、石原知事に近い支持グループを中心に、選挙対策の担当者やマスメディア担当、会計担当などの人選を詰めているほか、国会議員時代の秘書にも声が掛かっているという。
石原知事は最近になって、別の関係者に「新党結成はない」などと明言。この関係者は「石原知事は3月7日まで去就は明言しないが、すでに公約づくりに入っている」と述べた。3月7日に立候補を正式に表明し、合わせて2期目の公約を発表する方針という。
石原知事は中曽根康弘元首相や自民党の野中広務元幹事長、亀井静香前政調会長らと頻繁に意見交換を重ねてきた。政局の動きを見極めるため去就の表明を遅らせてきたが、早期の衆院解散・総選挙の可能性が小さいとみて、国政復帰の余地も残しつつ、引き続き都政運営にあたることを決断したとみられる。
石原知事は外形標準課税(銀行税)訴訟(東京高裁で敗訴)の上告をはじめ、19日の会見では、都心に乗り入れる車両から通行料金を徴収する「ロードプライシング」導入に向け「夏過ぎまでに結論を出す」と発言。開会中の都議会でも、観光担当副知事を設ける方針を示すなど、再選出馬を前提にした言及が相次いでいた。
これまで都知事選に出馬を表明しているのは共産党公認の若林義春氏(52)だけ。民主党も菅直人代表が候補者擁立の意向を明らかにしたが、作業が難航している。
[毎日新聞2月23日] ( 2003-02-23-03:01 )