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日本精神神経学会は15日、水俣病行政にかかわった医学者や医師が、国の認定基準(1977年策定)を追認してきたことについて「責務を十分に果たさず、加害者的役割を担った」と厳しく批判する見解をまとめた。
認定基準をめぐっては環境庁(当時)の諮問を受けた医学専門家会議が85年に「基準は医学的に妥当」としたが、一部の研究者らは「医学的に誤りで厳しすぎるため、多くの未認定患者を生み出した」と批判。一連の訴訟でも妥当性が争点となってきた。
精神神経学会の水俣病問題小委員会は、91年に開かれた中央公害対策審議会の水俣病問題専門委員会の議事録を入手。委員らの発言を分析し「(医学者らが)多くの事実を隠したまま環境庁の政策に協力した」と結論づけた。