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目薬には防腐剤が入っているって、ホント??
防腐剤・保存剤として、 ホウ酸、塩化ベンザルコニウムを使用!
ドライアイは涙や栄養分が不足している状態のことをいいます。 目の表面が乾燥し、目が重い、かすむなどどいった症状を引き起こします。
では、涙の成分を補ってくれる目薬を使えば、目の疲れは改善できるはず。 塩化カリウム、塩化ナトリウムといった成分がこれに当たります。 できれば防腐剤の入っていない1本ずつの使いきりタイプを使いましょう。 防腐剤が入っていないものは、目薬の外箱に必ず表示されています。 表示されていないものは、すべて防腐剤入りと考えて間違いありません。 保存剤として使用している、ホウ酸、塩化ベンザルコニウム、クロロブタノールなどが、 防腐剤としての効果をもっています。 それでも目の疲れがとれないときは、自分の症状に合った成分を含む目薬を使いましょう。
目薬の有効成分には、大きく分けて、
@涙を補い角膜の代謝を改善する成分(パルミチン酸レチノールなど)、
A疲れによる目のかすみに効果がある成分(メチル硫酸ネオスチグミンなど)、
B充血に効果の高い成分(塩酸テトラヒドロゾリンなど)、
Cかゆみを伴う疲れ目に効く成分(アズレンスルホン酸ナトリウムなど)、
の4種類に分けられます。
目薬の外箱をよーくチェックし、それでも迷うときは薬剤師に相談して、 自分に合った目薬を使いましょう。
薬剤師 沖野 芳行