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大阪府立成人病センター
ウイルスの増殖を利用してがん細胞を破壊する新しいがん治療を目指し、大阪府立成人病センター(大阪市)は16日までに、2003年度中に遺伝子治療室を設置し、臨床応用の研究を進めることを決めた。
体の免疫力を強めたりがん細胞の増殖を抑えたりする従来の遺伝子治療と異なり、投入したウイルスががん細胞を直接破壊するため、より効果が期待できるという。
同センター遺伝子治療準備室の高橋克仁室長らの研究グループは、これまでにマウスを使った実験で筋肉にできるがんの仲間、肉腫に効果を確認している。申請が認められれば、同種の研究としては国内初の臨床応用となる。
治療は、ヘルペスなどのウイルスをがん細胞の内部でのみ増殖するように遺伝子操作して患者に投与する。ウイルスはがん細胞に次々と感染、増殖して内部からがん細胞を突き破り破壊する。