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(回答先: Re: !!!!!!!開戦で預金封鎖の動き zakzak(遂に来た!逆金融資産課税!) 投稿者 M 日時 2003 年 3 月 18 日 22:11:00)
小泉再選、条件は“平蔵更迭”!?
竹中大臣、今や孤立無援状態…
「小泉純一郎首相が、これまで進めてきた経済政策を転換させるかどうか、その試金石となるのは、竹中平蔵金融・経財担当相の去就にあると言えるだろう。少なくとも自民党内では、ここへきて急速にそうした見方が広まりつつある」
自民党の有力国会議員がこう言ってみせる。
「小泉首相が“構造改革”を最優先させてきたこれまでの経済政策運営を転換させるかどうかは、9月の自民党総裁選で再選されるかどうかという問題と完全にリンクしてくる。つまり、小泉首相が再選を確実にしたいのであれば、経済政策を転換する必要があるということにほかならない。そして、竹中大臣の更迭は、経済政策転換に向けての明確なメッセージとなるだろう」(前述の有力国会議員)
このコメントからも明らかなように、竹中大臣の去就問題は自民党内の政局の焦点となりつつあるようだ。
昨日(3月17日)夜、自民党の堀内光雄総務会長と亀井静香前政調会長が東京・赤坂の料理屋で会談を持った。
「この席上、堀内総務会長と亀井前政調会長は、竹中大臣の更迭を求めていくことで意見の一致を見ているのです。“党内野党”を鮮明に打ち出している亀井氏は別としても、自民党三役の一角に名前を連ねる堀内氏が亀井氏の動きに連動したことの意味は重い。今後、こうした動きが公然化してくることは必至だろう」(別の自民党代議士)
官邸関係者によれば、小泉首相の基本戦略は、解散・総選挙を回避することと引き換えに9月総裁選の再選を確実なものとする、というところにあるという。
「そうした状況下において“竹中更迭”を求める党内圧力がますます強くなることが予想されます−」(前述の自民党代議士)
その竹中大臣が金融庁においてもレイムダック状態に陥っているということは、これまでも当コラムで指摘してきたところだが、ここへきてますますエスカレートしつつあるというのだ。
金融庁幹部が言う。
「これまで金融庁において、“改革派”の旗頭と目され、竹中大臣に最も近い存在とされてきた五味廣文監督局長が、ここにきて竹中大臣との間に完全に一線を画してしまったのです。五味局長は、“改革派”の旗を降ろしてしまった、と言っていいでしょう」
それはなぜなのか。
「五味局長に、次期金融庁長官の目が出てきたからですよ。金融庁内部でも、『あの五味局長ですら、昇進を前にするとこうまで変わってしまうのか−』というある種あきらめともとれる声が挙がっています」(前述の金融庁幹部)
こうした状況から考えて、竹中大臣は金融庁において完全に孤立無援状態に陥っていると言っていいだろう。
「こうなってくると、竹中大臣がスムーズに職務を遂行することはもはや不可能になってきているのではないか。金融システムがまさに危機的状況を迎えつつある中で、監督官庁がある種の機能不全状態に陥っているとは、恐ろしいの一言に尽きる」(自民党の有力国会議員)
しかし竹中大臣も竹中大臣だが、金融庁上層部のこのテイタラクぶりにはあきれてしまう。いずれにしても、竹中大臣の去就には要注目だ。
2003/3/18
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