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日銀が17日公表した2002年末の資金循環によると、個人の金融資産残高は1396兆161億円で前年末に比べ1・3%減少、1400兆円の大台を4年ぶりに割り込んだ。四半期ベースの大台割れは昨年9月末に続き2.四半期連続。減少は3年連続で、減少率は前年末の0・6%を上回り過去最大。
バブル崩壊後も増加傾向にあった家計の金融資産は、デフレ深刻化による株価下落を背景に、目減り傾向が顕著になってきた。
内訳では、株式が残高が51兆8418億円と前年比18・8%減と大幅に落ち込んだ。東証株価指数(TOPIX)が前年末の1032.14から02年末は843.29まで下がるなど、市況悪化が個人の懐を直撃した形。
現金・預金の残高は前年比1・4%増の781兆7119億円。昨年4月の定期性預金のペイオフ解禁で、資金シフトが起こり普通預金を含む流動性預金が前年比23・2%増となる一方、定期性預金は同4・7%減となった。