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【ニューヨーク14日共同】14日午前のニューヨーク市場の原油先物相場は、米エネルギー長官が緊急時には戦略石油備蓄の放出に踏み切る考えを示唆したことなどから急落した。
午前10時50分すぎ現在のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)の米国産標準油種(WTI)4月渡しは、前日終値比1.81ドル安の1バレル=34.20ドル。
イラク情勢の緊迫化などを受け、最大の産油国であるサウジアラビアが米国に大量の原油を輸送したとの報道も供給不安の緩和につながり、相場急落の要因となった。