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民間信用調査機関の帝国データバンクが14日発表した2月の全国企業倒産集計(負債1000万円以上)によると、負債総額は前年同月比20・6%増の1兆5329億円となり、2月としては戦後最悪となった。
倒産件数は同7・4%減の1586件だったが、2月としては戦後3番目の高水準となった。
負債総額が巨額となったのは、ゴルフ場経営最大手の日本ゴルフ振興(負債3322億円)、テーマパーク経営のハウステンボス(同2289億円)など、ゴルフ場やリゾート関連の大型倒産が相次いだためだ。
倒産件数を業種別に見ると、建設業が481件で最も多く、卸売業が291件、小売業267件の順だった。ゴルフ場経営業者の倒産は12件で、5か月連続で12件以上の高水準となっており、苦境ぶりが鮮明となっている。
原因でみると、販売不振や売掛金回収難など「不況型倒産」が占める割合が、月別ベースで過去最高の78・9%に達した。
帝国データバンクは、「業績の回復見通しが立たない中で、年度末を挟んで倒産は増加傾向で推移する可能性が高い」としている。
(2003/3/14/20:13 読売新聞 無断転載禁止)