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経営再建中の信販大手オリエントコーポレーション(オリコ)は14日、臨時取締役会を開き、主力取引銀行のみずほコーポレート銀行による1500億円の優先株引き受けを柱とする新たな経営再建策を発表した。
同銀はオリコから昨年8月、2000億円の優先株を引き受けており、今回は追加金融支援となる。金井久兮社長(65)と新井裕会長(73)は6月の株主総会で事実上引責辞任し、後任社長には、みずほコーポレート銀行から上西郁夫専務(57)を迎える。
再建策は、1500億円の優先株の発行による増資と、出資先の不動産金融会社の日本ホームファイナンス売却のほか、初の希望退職募集など。みずほコーポレート銀や三井住友銀行などが3400億円規模の協調融資も実施し、支援姿勢を明確にする。
オリコは、この資本強化を元に不良債権の前倒し処理を進めるため、2003年3月期決算は、1000億円以上の税引き後赤字に転落する見込みだ。
上西 郁夫氏(かみにし・いくお)69年東大経済卒、日本興業銀行(現みずほフィナンシャルグループ)入行。2002年4月みずほコーポレート銀行専務。東京都出身。
(2003/3/14/13:20 読売新聞 無断転載禁止)