現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産23 > 448.html ★阿修羅♪ |
|
シーガイアに続き、ハウステンボスもハゲタカの餌食に?!
ハウステンボス買収に、またも“ハゲタカファンド”が名乗り−。2月末に会社更生法の適用を申請した長崎県佐世保市の大型テーマパーク「ハウステンボス」に対し、米投資会社リップルウッド・ホールディングスが買収を検討していることが13日までに分かった。旧日本長期信用銀行(現新生銀行)を皮切りに、大型リゾート施設「シーガイア」などを次々と買収している同社だが、またまた外資に甘〜い汁を吸われるばかりなのか。
平成4年に開業したハウステンボスは、巨額の初期投資負担に加え、小泉恐慌のあおりを受けて経営が悪化。今年2月に会社更生法の適用を申請した。
ハウステンボスは営業を継続中で、再建のための支援企業を早急に見つけることが課題となっている。すでに国内外の数社が水面下で調整を行っているが、ここに名乗りをあげたのが、リップルウッド・ホールディングスだ。
同社は旧長銀買収で日本社会に強い衝撃を与えたが、その後も、シーガイア、日本コロムビア(現コロムビアミュージックエンタテインメント)、日産自動車系のナイルス部品などを次々と買収。現在も、英ボーダフォン傘下となった日本テレコムのほか、7−8件の買収を検討しているといわれる。
そんな同社がハウステンボスに白羽の矢をたてたのは、「同じ九州にあるシーガイア(宮崎市)との相乗効果を狙っている。国内景気は冷え込んでいるが、九州地区は中国などアジア圏の富裕層の観光スポットとして売り込みが盛ん」(経済ジャーナリスト)との目論見だ。
来日中のティモシー・C・コリンズ最高経営責任者(CEO)も買収に前向きな発言をしているが、「地元にとって本当の救世主になれるのか。ある程度、経営を軌道に乗せて別の外資に転売されはしないか」(九州財界関係者)と注目が集まっている。