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【ニューヨーク=京屋哲郎】12日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)の原油先物相場は、原油在庫の減少などを材料に急騰した。
指標となるウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)の4月渡し価格は、終値で1990年10月中旬以来、約12年5か月ぶりの高値となる前日比1・11ドル高の1バレル=37・83ドルで取引を終えた。
米エネルギー省が午前中発表した、原油の在庫の減少で需給関係のひっ迫懸念が再燃した。
イラク攻撃の判断が最終段階を迎える中で、市場では、「1バレル=40ドルを試す展開が当面続く」(市場関係者)との見方が再び強まっている。
(2003/3/13/10:27 読売新聞 無断転載禁止)