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ワシントン 3月12日(ブルームバーグ):米商務省が12日発表した1月の貿易統計によると、財とサービスを合わせた貿易収支(国際収支ベース、季節調整済み)は411億ドルの赤字と、過去最大となった前月の449億ドルの赤字(速報442億ドルの赤字から修正)に比べ、赤字幅は約8%縮小した。赤字額は過去2番目の高水準だが、財の輸入が減少し、輸出が膨らんだことが赤字減少に寄与した。エコノミスト事前予想中央値(434億ドルの)も下回った。
1月の財・サービス輸入は2.0%減の1230億ドル。輸出は前月比1.6%増の819億ドル。財収支は448億ドルの赤字で、赤字幅は前月比7.6%縮小。サービス収支は37億ドルの黒字で黒字幅は前月比1.9%拡大した。
財の輸入は2.2%減の1016億ドルと減少し、財の輸出は前月比2.5%増の 568億ドルと膨らんだ。輸入品目では、産業資材が2億7100万ドル増加する一方、消費財が10億7800万ドル減、自動車・同部品は8億6300 万ドル落ち込んだ。一方、財の輸出は資本財が5億5300万ドル増加した。
対日赤字26.8%減、対中赤字は1.3%減
1月の貿易収支の国・地域別内訳(サービスを除く通関ベース、季節調整前)は、対日赤字が前月比27%減の52億ドル。前年同月(48億ドル)と比べると、赤字幅は8.3%拡大した。一方、対中国赤字は前月比1.3%減の94億ドル。前年同月(69億ドル)比では37%増えた。
対西欧諸国の赤字は前月比27%減の70億ドル。カナダ・メキシコの北米2カ国との赤字は80億ドルで、赤字幅は前月比9.0%拡大した。また、対石油輸出国機構(OPEC)の赤字も前月比14%増の36億ドルに拡大した。
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