現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産23 > 387.html ★阿修羅♪ |
|
【ロンドン=佐藤紀泰、モスクワ=石川陽平】欧米の有力企業がロシアへの直接投資を活発にし始めた。英系国際石油資本(メジャー)のBPが外国企業として過去最大の直接投資に踏み切り、仏ルノーも現地生産の本格化を発表した。プーチン政権の経済改革への安心感が広がり、慎重姿勢から転じつつある。
仏ルノーはモスクワ市との合弁企業オフトフラモスで2億5000万ドル(約300億円)の設備投資を実施する。昨年は試験的に200台の小型車を生産したが、2005年半ばに新型大衆車の生産を始め、2―3年後に年間6万台体制に移行する。
自動車産業では昨夏に1億5000万ドルを投じて北部レニングラード州に自社工場を建設した米フォードなどに続く大型投資となる。
BPは2月中旬、ロシアの石油大手が経営統合して誕生する国内三位の石油会社に出資、50%の株式を取得すると発表した。投資総額は67億5000万ドル(約8100億円)に達し、昨年に海外からロシアに流入した直接投資の総額の約1.7倍に相当する。 (16:00)