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りそなホールディングスは11日、2003年3月期決算の連結最終損失が2月12日時点に予想した1850億円から2900億円に拡大する見込み、と発表した。
3月1日にグループのりそな銀行と埼玉りそな銀行に再編された旧あさひ銀行の株式含み損処理が増えたり、近畿大阪銀行が資産査定を厳格化し不良債権の引き当てが増加したため。
旧あさひ銀は2月末時点で、株価低迷の影響などで最終損失が前回予想より790億円増加した。
近畿大阪銀は2005年度以降「大阪りそな銀行」として、再編されるのに備え財務体質を健全化するため、当初よりも貸倒引当金など与信関連費用を約300億円を積み増した。
これに伴い、近畿大阪銀は、りそなホールディングスから200億円の出資を受け資本増強する。