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経営再建中の準大手ゼネコン、ハザマは10日、1390億円の債務免除など総額1490億円の追加金融支援について、主力のみずほコーポレート銀行などすべての取引金融機関の合意を得たと発表した。これにより、私的整理のガイドラインに基づいたハザマの新たな再建計画が成立した。
またハザマは、資本提携交渉を進めてきた中堅の安藤建設から10億円の出資を受けるとともに、業務面でも提携することでも基本合意した。
記者会見した大和文哉社長は、安藤建設の資本参加について「信用補完と、建築部門を建て直し、再建計画の達成をより確実にするため支援をお願いした」と説明。一方、将来の経営統合などへの発展について、安藤建設の沖田幸作社長は「経営の選択肢には入っているが、今後の状況を見据えながら判断したい」と語った。