現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産23 > 318.html ★阿修羅♪ |
|
東京 3月10日(ブルームバーグ):福田康夫官房長官は10日午後の定例会見で、政府と日銀とが一定となって検討する株安対策を中心とした金融市場安定化のための「実効的な措置」の決定時期について「情勢をみて決める」と述べた。次回の日銀金融政策決定会合が4月になる、との記者団の質問に対し、「臨時会合になるかどうかは分からないが、日銀は政策について、その時々、必要に応じて、決めていくのではないか」との認識を示した。
また、実効的な措置は財政措置を含むのか、との質問には「財政措置は要するに需要を増やすことだと思うが、それでは間に合わないだろう」と語り、緊急対応としての財政出動は間に合わないとの認識を示した。
福田官房長官は午前の会見で、日経平均が午後にも8000円の大台を割り込む可能性があることに絡んで「国際株式市場が先行き不透明というのが大きな理由」との見方を示した。そのうえで、「実効性のある措置を日銀と考えなければならない」とし、株価対策の必要性をにじませた。平均株価は午後、一時、20年ぶりに8000円台を大台を割った。終値ではかろうじて大台を回復した。