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坂口力厚生労働相は8日夜、山口県宇部市で講演し、株価低迷で巨額の含み損を抱える公的年金積立金の運用の在り方について「国全体が責任を持って管理するという体制をとるのが一番望ましい」と述べ、厚労省所管の特殊法人「年金資金運用基金」が運用する現行方式を変える必要があるとの考えを示した。
厚労相は、政府が運用に責任を持つ体制に変えた上で「万が一損をした時にはどこかが引き受ける。責任を持って運用しなければならない」と述べ、年金制度への国民の信頼を確保するため、運用の損失を穴埋めする仕組みが必要と強調した。
厚労相は年金資金運用基金が所有する大規模年金保養基地(グリーンピア)の多くが赤字経営になっていることに触れ「年金以外のことはやらないようにして身辺をきれいにすべきだ」と表明。年金制度への不信から若者を中心に保険料未納などの問題が起こっていることを念頭に、改革の重要性を指摘した。