現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産23 > 289.html ★阿修羅♪ |
|
アナリストレポートはMultex Investor Japanから情報提供されています。
■2003/01/09
【産業展望】「公的資本注入」の脅威にさらされる大手銀行、不良債権処理を急ぐ
ロイター通信(2003/01/08)
「内閣改造以降の動きで大きく環境が変わった」。三井住友銀行の西川善文頭取がこう評するように、大手行を取り巻く情勢は竹中経済財政担当相が金融担当を兼務して一変した。その影響が具体的な圧力となって銀行経営にのしかかるのはこれからだ。
各行とも、「国有化」の3文字がちらつく公的資金の注入という事態だけは避けたいと考えている。「公的資金を使わないよう、ありとあらゆる手段をとる」(西川頭取)。その結果、これまで横並びだった各行の不良債権処理に、徐々に差が出てきた。三菱東京フィナンシャル・グループ(8306)は、不良債権処理損の今期予想を従来の5700億円から4600億円に修正した。三井住友フィナンシャルグループ(8316)の三井住友銀行は、自己資本比率を向上させるべく、ソフトバンク(9984)が保有するあおぞら銀行株の買収を検討中だ。みずほホールディングス(8305)とUFJホールディングス(8307)は、不良債権を銀行から分離して集中的に処理する組織を設ける予定だ。
生き残りをかけて必死の不良債権処理を進める大手銀行。今年は大手銀行の「勝ち組」と「負け組」を決する節目の年になりそうだ。詳細はフルバージョンのレポートで!!