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【ロンドン8日共同】石油輸出国機構(OPEC)はウィーンの本部で11日に総会を開き、4−6月期の原油生産体制を協議する。イラク情勢緊迫化で原油価格は12年ぶりの水準に高騰しており、供給不安を打ち消し、価格抑制策で一致できるかどうかが焦点。
OPEC筋によると、米軍などの攻撃でイラクの原油輸出が停止した際は各国の生産枠を一時的に解除し、イラク原油の不足分を補う方向で水面下の調整が進んでいる。
OPECは原油価格抑制のため1月の臨時総会で日量150万バレルの増産を決め、生産枠を2月以降2450万バレルに引き上げたが、価格はその後も強含みで推移している。
日量200万バレル程度で推移しているイラクの原油輸出が停止すれば、現在米市場で1バレル=40ドル近くに跳ね上がっている原油価格がさらに高騰し、世界経済に深刻なダメージを与える恐れがある。