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福田康夫官房長官は、10日で在任期間が865日に達し、鈴木内閣の宮沢喜一氏を抜いて歴代3位となる。小泉内閣の要として持ち前の調整能力を発揮、自民党参院幹部も「人脈が豊富でなかった割にはよくやっている」と評価している。
森内閣時代の2000年10月、中川秀直官房長官が女性スキャンダルで辞任した後、当選4回ながら抜てきされた。当初は「頼りなかった」(官邸筋)が、失言続きの森喜朗首相を支える「弁明長官」として立ち回るうちに貫録をつけ、最近の定例記者会見では、ひょうひょうとした持ち味で記者団をけむに巻くこともしばしばだ。
「抵抗勢力」との対決を演出、世論受けを狙う小泉純一郎首相とは異なり、手堅い政治手法が目立つ。日銀総裁人事では、首相の「代理人」を任され、経済界から待望論の強かった福井俊彦氏の起用にレールを敷いた。