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2003年3月6日 木曜日
石油に関して私の気にかかることは、石油そのものでなく、石油代金を支払う通貨のほうである。米国の指導者は、ユーロが欧州の地域通貨にとどまり、ドルと同格の機軸通貨になることを望まないといわれる。
なかでも、米国は産油国が原油価格をユーロ建てに切り換えるのを嫌がる。お膝元の産油国ベネズエラでチャベス政権が登場した。この政権は石油輸出国機構(OPEC)のなかで原油を減産するほうのグループに加わっただけでなく、ユーロ建てに切り換えようとした。ベネズエラは米国の嫌がることを他にもたくさんしたかもしれないが、米国はクーデターまがいのことを画策したといわれている。
イラクのフセイン政権は2000年11月6日をもって、原油取引きをドルからユーロ建てに切り換えた。これは、自国を敵対視する米国の通貨を嫌うためである。産油国イランも「悪の枢軸」にリストアップされているが、以前からユーロ切り換えを検討している。また中東の産油国のなかには、資産保存のために不安定なドルからユーロに切り換えようとする国が今後かなり出てくるといわれている。
米国は何が何でもイラクを攻撃しなければいけない重要な理由は、イラクをここで叩いて示しをつけ、軍隊を駐留させて中東産油国がドルを離れないように牽制するためではないのだろうか。イラク攻撃の目標として、米国は中東全体の「民主化」による安定化を掲げている。これは、米国が、石油代金をドルで請求しない国を今後「民主化必要」と見なすためかもしれない。
日本の政治家はイラク攻撃について不安を感じないのだろうか。この点が私に不思議で仕方がない。ブッシュ政権はイスラム対西欧の「文明の衝突」をエスカレートさせる。これは中東を不安定にし、本当は日本の国益にならないのではないだろうか。日本の為政者は米国任せで、万事うまくやってくれると思っているかもしれないが、これも保証の限りでない。
また通貨問題も、日本はドル建ての世界最大の対外純債権をもっているといわれる。リスクの分散という観点からも、またその他の理由からも、この状態を今後徐々に変えたほうが日本に望ましいと思われる。
(ドイツ在住ジャーナリスト 美濃口 坦)
国会における小泉首相の発言がまた暴走を始めた。「首相が誰でもデフレは克服できない」とか「世論に従えば間違える場合もある」といった、国民の支持率第一にしてきた小泉首相らしからぬ暴発ぶりだ。出来もしない「構造改革」を旗印に小泉内閣は出来ましたが、そのために日本の景気回復は2年も遅れてしまった。外交問題も北朝鮮外交は大失敗だった。金大中韓国大統領にそそのかされて訪朝したわいいけれど、アメリカの妨害工作で頓挫したのは明らかだ。
小泉首相が外交音痴で経済音痴であるのは明らかだった。しかしマスコミは救世主のように小泉内閣を持ち上げ、国民の支持率は一時90%にも達した。しかし2年たっても何一つ解決せず政府の財政赤字はますます大きくなっている。景気を回復させなければ財政も立て直せないのは私は最初から指摘してきている。マスコミが世論をミスリードしてきたから、小泉内閣の政策も間違えて、その反省が暴言の基になっているのだろう。
日本の国会議員は国家のことより、利権ブローカーの働きに熱心だ。1億2千万円もの大金を秘書任せにするだろうか。その大金のほとんどが選挙活動に使われている。彼らはほとんど確信犯で、ばれたら仕方がないと分かってやっているのだ。テレビなどの政策論争がお粗末なのも、彼らは国会議員などではなく利権ブローカーだからだ。外交にしたってアメリカや中国などの利権で彼らは動いている。
これは日本の政治家のみならず、外国の政治家も同じなのだが、彼らはより老獪で巧妙な外交をしてくる。対イラク攻撃の外交戦においても、石油利権のみならず、ドルとユーロの覇権を争った戦いなのだ。中東の石油を担保に取った通貨のみが、世界通貨としての価値を持つことが出来る。日本の「円」はこの点で除外されてしまっている。フランス、ドイツががんばっているのもユーロの命運がかかっているからだ。
アメリカは軍事力で中東の石油を支配できると思っているらしいが、地政学的にロシアやEUに比べて不利だ。米英は海からしか攻撃できないが、ヨーロッパやロシアとは地続きであり中東は隣なのだ。さらにアメリカはイスラム全体を敵に回そうとしている。アメリカはイラクを軍事的に支配したとしても、そのコストは膨大なものになるだろう。
アメリカが中東を支配し続けるには日本の協力が不可欠だ。以前の「株式日記」でも日本の協力なしにはアメリカの覇権は成り立たないと指摘した。だからアメリカにしても日本の軍事力の強化が不可欠になっている。そうしなければユーラシア連合と対抗できないからだ。ブレジンスキーのインタビューを見てもそれは分かる。日本国民もイラク攻撃は遠くの出来事と関心は薄いが、日本の石油の8割は中東から来ているのだ。日本政府としてもドルとユーロのどちらに転んでもいいように手を打つべきだ。
米国を震え上がらせるイラク原油のユーロ建て輸出 美濃口担:http://www.yorozubp.com/0303/030305.htm
日本の女子高生も彼女達を見習え!(シャツまくり&スカートずり降ろしのヘソだし写真):http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu45.htm