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財務省が5日発表した2002年10―12月期の法人企業統計によると、全産業の設備投資は前年同期比1.8%減の9兆5096億円だった。5.四半期連続で前年割れとなったものの、輸出が好調な自動車や首都圏の大規模再開発などでマイナス幅は縮小した。イラク情勢による米景気の減速など懸念材料も目立ち、設備投資の改善が続くかどうか不透明だ。
法人企業統計は金融・保険業を除く資本金1000万円以上の約2万社が調査対象。国内総生産(GDP)統計で設備投資動向を需要側から分析する基礎データで、11日に内閣府が発表する昨年10―12月のGDP改定値に反映される。
設備投資の前年同期に比べた減少幅は、それまで4期が2ケタのマイナスだったのに比べ大幅に小さくなった。前年の10―12月期が14.5%減少しており、その反動で減少が小幅にとどまった特殊要因もある。
業種別にみると、製造業は前年同期比10.8%減で、6期連続マイナス。電気機械や金属製品で投資の抑制が続いた。自動車など輸送用機械は2期ぶりに前年を上回った。 (12:00)