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シカゴ 3月3日(ブルームバーグ):対イラク戦争懸念が企業設備投資の遅れにつながり、ことし上期の米経済成長率は2%以下にとどまる可能性が高いとの見方が米製造業者の間で強いことが、全米製造業者協会(NAM)が3日発表した年次アンケート調査の結果で分かった。
それによると、上期の米成長率見通しは「2%またはそれ未満になる」と答えた人の割合は70%だった。11%は「マイナスになる」と回答した。また、下期の見通しは「平均2.5%未満」が75%、「マイナス」が5%だった。
米製造業者の間には、対イラク攻撃が始まった場合の原油価格や景気の行方を見極めるため、新規採用や新規投資を遅らせているとの声が優勢。一方、戦争不安はあるが、戦争終了後は米景気が回復するとの楽観的な見通しも多く、対イラク戦が米経済に与える影響の度合いについては「穏やか」が50%以上を占めた。「多大な影響」は25%未満。12%は「景気を刺激する」と回答した。
また、ことしの資本財やソフトウエア投資については、「昨年と同水準またはそれ以上を計画している」が85%と、「縮小を計画している」の15%を大きく上回った。
ワシントン Brendan Murray、シカゴ Andrew Ward 東京 柴田 広基 Hiroki Shibata