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19日に任期を終える日銀の速水優総裁の後任に決まった日銀OBの福井俊彦・富士通総研理事長(67)に、真偽不明の仰天情報が浮上している。新総裁就任の決まった先月24日から、旧大蔵省など中央官庁の官僚接待に使われ、一躍有名となったノーパンしゃぶしゃぶ店「楼蘭(ローラン)」(東京都新宿区)の会員リストと称するものが出回り始め、日銀副総裁当時の福井氏の名前まで記されているのだ。新総裁にはお気の毒としかいえない“有名税”。噂の真相を追った。
問題の怪リストには、大蔵省(現財務省)など中央官庁の官僚から特殊法人幹部まで200人以上の肩書と実名がズラリと並ぶ。政財官など1万人以上いたとされる楼蘭の顧客のうち、官界関係者の一部を抜粋したものとの解説がついている。
リストには日銀幹部4人も含まれ、その中に福井氏の実名までが記されているのだ。
現在、リストはネット上で出回り、マスコミ関係者にもメールで広く流布され、夕刊フジにも複数のルートから「知ってますか」と流れてきた。
調べてみると、リストは平成10年2月、某サイトに投稿され、今も閲覧可能なリストのコピーであることが判明した。
当時、世間を騒がせた官僚の接待騒動では、銀行などからド派手な接待を受けていた官僚の野放図ぶりが糾弾された。
しかも、ノーパンしゃぶしゃぶでの接待を銀行などに強要するなどしていた大蔵省や日銀の官僚数人が収賄容疑で逮捕される事態に発展。当時の大蔵省幹部のほか、日銀副総裁だった福井氏も監督責任を問われて、辞職した。
楼蘭では1万円のチップを渡すと、接待係がパンティーを脱いでくれ、客がペンライトで股間をノゾき込んだりしながら、松坂牛のしゃぶしゃぶが堪能できた。
接待騒動のトバッチリで、10年春には経営者も公然わいせつ容疑で逮捕され、店は閉店に追い込まれた。当時、経営者は膨大な顧客リストの一部をマスコミなどに流出させ、話題となった。
なかには、ヤンキースの松井秀喜選手の名もあり、松井自身、同店でリフレッシュしていたことを認めていた。一部週刊誌には、イチロー選手が、お笑いタレントに連れられ、来店したが、女の子の股間をのぞかずに帰った話が伝えらた。
「楼蘭は会員制で会員になるには、名刺を2枚出す必要があった」(元利用者)とされ、店には膨大な顧客の名刺ファイルが2組あり、問題の流出名簿もこのファイルをデータベース化した一部なのだろうか。
当時の楼蘭関係者は「名刺ファイルを見ると銀行関係者の名刺が一番多かった。基本的に会員が非会員を接待し、気に入った客が新会員となるのが典型的なパターンだった」と振り返る。
数年前の真偽不明リストが再び出回り始めたことに、関係者は「日銀総裁は、日本経済の行く末を左右する大事なポジションです。これも、有名税の一つなのでしょうか」と苦笑い。
福井氏が所属する富士通総研にコメントを求めると、「会社としてコメントする立場にありません」との返事が…。
いずれせよ、新総裁には、こんな雑音に惑わされず、ドン底経済建て直しに力を注いでほしいものです。
ZAKZAK 2003/03/03