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デフレがアジア各地に広がっている。内閣府の調査によると、2002年の消費者物価は香港で前年比3%の大幅低下となるなど、主要な国・地域で下落が目立つ。中国経済の台頭で低価格の製品が流入する一方、生産拠点の中国シフトがアジア企業にも浸透し、賃金や不動産価格の低下を招いている。経済のグローバル化で物価下落が続く、構造的なデフレがアジアで加速する可能性もある。
2002年の消費者物価で下落率が最も大きかった香港は、日本と同じく4年連続のマイナス。香港のデフレは中国本土との経済の一体化が背景にある。「経済の壁」がなくなり、モノや労働力が自由に出入りするようになったためだ。
香港では隣接する中国・深センとの間の高速道路が今年1月末から24時間通行できるようになった。深センにマンションを購入して香港に通勤する人や、物価の安い中国本土に買い物に出かける香港市民が急増中だ。