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会社更生法の適用を申請した長崎県佐世保市のテーマパーク、ハウステンボスの桃尾重明保全管理人は1日、同市で会見し、再建に向けた支援企業について「国内外の数社と接触がある。数カ月をめどに考えたい」と述べ、外資系企業を含め名乗りを上げた企業と選定交渉に入ることを明らかにした。
そのため、来週中に支援企業選定の仲介役を果たすフィナンシャル・アドバイザーを決定したいとしている。ハウステンボス社内に再建本部を作り、中川一樹副社長が本部長に就任するという。
支援企業の条件については「債務弁済額ができるだけ多くなることや、施設の運営の仕方も重要な要素。地元の意向も尊重しながら総合的に判断したい」と述べた。
更生計画案の策定については「新しい会社更生法は1年がめどになっているが、先取りする形でやりたい」とし、支援企業を選定した上で、早期に策定する方針を示した。