現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産22 > 749.html ★阿修羅♪ |
|
【ワシントン=森安健】ラムズフェルド米国防長官は28日の記者会見で、イラク攻撃に踏み切った場合、戦後の占領に必要となる部隊の規模について「6から8の変動要因がある」と、現段階では特定できないとの考えを表明した。米国内では野党・民主党などが戦費の拡大を懸念し、占領後も含めた戦費を試算するよう政権側に求めているが、「時期尚早」との考えを示した格好だ。
占領後の部隊の規模を巡っては陸軍のシンセキ参謀総長が今週、上院軍事委員会で「占領には数十万人の部隊が必要で、他国の支援があるとありがたい」と証言したため波紋が広がった。特に大統領の減税政策に反対している民主党は、戦費の拡大による財政の悪化を格好の攻撃材料ととらえ、攻勢を強めている。
ラムズフェルド長官はシンセキ参謀総長の証言について「個人的な意見を持つことは自由だ」と述べ、事実関係の確認を避けた。長官は27日には「(攻撃が)6日続くのか、6週間続くのか、6カ月続くのか分からないのにどうやって戦費を試算するのか。意味がない」とも指摘している。 (12:00)