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【ニューヨーク=京屋哲郎】米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は28日、米航空最大手アメリカン航空の持ち株会社AMRの長期債格付けを3段階格下げし、投機的水準となる「Bマイナス」とした。AMRの先行きについても、「人件費の大幅削減などのリストラ策を打ち出せなければ、今年半ばにも破産法申請に追い込まれる可能性がある」との厳しい見方を示した。
格下げの理由について、S&Pは「巨額の赤字が続き、手元資金も減少しているため」としている。
AMRは米同時テロ後の乗客減少と格安航空との運賃値下げ競争で業績悪化が続いている。さらにイラク情勢の緊迫で、さらなる乗客の減少が予想されるほか、原油高騰によるジェット燃料の値上がりも収益を圧迫しており、1日あたり500万ドル(約5億9000万円)の赤字が出る厳しい経営環境が続いている。(読売新聞)