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(回答先: イヤミ発言で波乱=介入否定し、円急伸 最後っ屁 投稿者 Ddog 日時 2003 年 2 月 25 日 23:54:36)
Ddogさん、こんにちは。
素人なんですが、最近「ハゲタカは飛んでゆく」という本を読みました。
この本には、為替相場を支配しているらしい諸要素を、物語化して素人に読ませてゆくという、フィクションの面白さは有りました。
これによって、為替相場が政治的意図により、歪められたまま持続させられている事が有るらしいという事は素人なりに解りました。
ところで、速水日銀総裁についてのご投稿の中に、
>政府・日銀の円売り市場介入について「平時にやっていると『日本はいよいよ国売りが始まったのか』と言われてしまう」と語り、できるだけ市場に任せる方が望ましいとの見解を示した。
という引用がありましたが、これを本に従って解説すると、彼が為替相場の機能は理解しつつ、政治的な利害に従って作り事を言っている・・・という事になるのかと思います。(「ハゲタカは飛んでゆく」ではアメリカの圧力という事で説明しています)
彼は、「為替相場の真の機能」を理解しているが作り事を言っているのではないのかと思えるんですが、本当に「為替相場の真の機能」を知らないという事で理解すべきでしょうか。(私はまだこれからです)
私は為替とは畑違いですが、官僚たちが結局現実のマーケティングや経営を知らないが為に(本人達は無謬、有能と思っていたようですが)手酷い破綻を生じさせた現場は知っています。
あくまでも、フィクションとしてのリアリティを「ハゲタカは飛んでゆく」から読み取りますが、専門の方たちはどう見るかお伺いできればとも思います。